塩田健人くん(川東中学校出身)
谷澤
新発田高校合格おめでとう。言っちゃ悪いけど非常に不利な成績だったと思うんだけど、入試前は焦りはなかったですか。
塩田
特になかったです。
谷澤
えーー、あの成績で？
塩田
新発田高校は「ダメでもともと」という気持ちだったので。
谷澤
私立併願は新発田中央に合格したんだよね？
塩田
はい。その段階で「新発田中央でいいかってなりましたね」
谷澤
へー。で、公立は結局新発田高校を受けました。
塩田
はい。仲のいい友だちが受けると言ったので「じゃあ自分も」ってなりました。
谷澤
なるほど。友だちと別れたくなかったのが一番の理由？
塩田
はい。
谷澤
確かに、入試直前の塩田くんは、新発田高校に成績が全然足りてなかったけど、悲壮感もまったくなくて、自然体で勉強していたのが印象的に残っています。
塩田
はい。まあ、どうなるかはわからないけど、受けてみようかなと。
谷澤
でも、自然体ではあったけど、全然手抜きはしなかったよね？
塩田
はい。塾に来ると、自然と集中できましたので。
谷澤
ぼくとしては、塩田くんの集中力を引き出すように、塩田くんに合わせて教材を作って、やってもらう順番を考えて、その場その場で印刷して渡したでしょ？＊ それは良かったですか。
塩田
はい。
＊谷沢塾は少数精鋭、個別指導の学習塾。多くの保護者様が生徒一人に先生一人がついて教えるという「形」を個別指導と思っているが、谷沢塾は一人の生徒がある高校に合格するためにはどの部分をどのくらい、どのように勉強するのかを一人ひとりにセットアップすることが本当の個別指導の意味と考えている。
谷澤
どんなふうに良かったか、詳しく教えてくれない？
塩田
一番良かったのが英語で、みんなが長文とか英作文とかやっているのにぼくだけ一番最初に戻って教えてもらったことです。テストで他の教科が８０点とか７０点なのに、英語だけ３０点とか４０点だったんですよ。
谷澤
そうそう。英語はぼくもいちばん頭が痛かった。
塩田
英語の一番最初のところから教えてもらって「ぼくはbe動詞もわかってないんだな」と現実を知りました。
谷澤
そうそう(笑)。今となってはなつかしい。
潮田君は、淡々としたこだわりのない性格のため、執念や探究心が薄く、それが英語の成績向上のネックとなっていました。しかし塾に入ってからは、やるべきことが明確になったので迷わず集中しました。また、他の生徒が応用問題をやっているときに、自分だけ「超基本」の教材を与えられても、くさったり嫌がったりせずに淡々と取り組み、順調に克服していきました。
谷澤
数学はどうだった？
塩田
数学はそこそこできていました。そんなに何回もないですが、80点や90点を取ったこともあります。
谷澤
塾の数学の授業はどうだった？
塩田
応用・難問対策の授業が良かったです。先生のスクリーン解説＊で図形とかグラフがよくわかりました。
＊公立高校入試の数学では、関数・図形の応用・難問が出題されるが、教科書やプリントなどの紙の上ではほとんど理解不可能。そのため谷沢塾ではＩＴを駆使したビジュアル解説を行い、上位校受験者に好評を得ている。
谷澤
応用・難問の練習問題をよくやっていたよね。
塩田
はい。
谷澤
もともと基本はできていて、得意科目と言ってもよかったよね。
塩田
はい。だいたい７０点から８０点でした。
谷澤
特別高得点というわけじゃないけれども、入試では結果を出したよね。立派でした。
塩田
はい。苦手な英語は思い切って最初から教えてくれたし、反対に得意科目はどんどん応用難問にチャレンジさせてくれたので、そういうところが良かったです。
谷澤
他の科目は？社会はどうだった？暗記が多いけど。
塩田
好きなのでよく覚えられました。
谷澤
塾の社会の授業はどうでしたか？
塩田
過去問をたくさんやったのが良かったです。入試１回分とかではなくて、地理の入試問題を連続で、歴史の入試問題を連続で・・・＊というやり方が良かったです。
＊入試問題や模擬試験問題１回分には地理・歴史・公民が同じ率で含まれているので、復習のとき集中力が分散する。谷沢塾では集中力を最大限に活かすために、１つの分野で３～５回の過去問演習を集中的に行う。
谷澤
分野別に集中して問題演習をやったのが良かった？
塩田
はい。
谷澤
理科はどうだった？元々得意だったの？
塩田
ある程度できるところとできないところが分かれている感じでした。
谷澤
ああ、それで教材の番号順ではなくて、いろいろな単元を交互に勉強してたんだね。
塩田
ある程度できるところはしっかりやって、難しくて分からないところは飛ばして解答を見てやりました。
谷澤
できるところはきっちりやって、難しいところは粘りすぎに注意しながら、柔軟にやっていましたね。三角集中法＊はどうでしたか？
＊模試や入試過去問で間違えたところに◯、✕、△をつけて、◯と✕には目もくれず、三角の問題に集中して復習する谷沢塾独自の入試問題攻略法。
塩田
あれをやらなかったら、電気の分野とか苦手なところでハマって時間を取られるので、そういう意味では助かりました。
谷澤
国語はどうでしたか？
塩田
国語はぼくは、先生のアドバイスもあったし、国語以外の科目でやるべきことがたくさんあったので、あんまり多くの時間が取れなかったけど、毎週日曜日の新潟県の入試過去問を真剣にがんばりました。
谷澤
本当に見事な合格だったけど、ズバリ何がいちばん合格につながったと思いますか？
塩田
勉強の時間を確保したことですね。
谷澤
おー、えらいですね。それは塾以外でも、家でも頑張ってやったんですか？
塩田
はい。
谷澤
家ではどのくらいの時間やりましたか？
塩田
ほんの少し。
谷澤
それは「やった」とは言えないでしょうが(笑)。 入試前はゲームをどこかに片付けたんですか？
塩田
いいえ、いつもすぐそばにありました。
谷澤
それじゃあ、ついついやっちゃったでしょう？
塩田
やってますね。
谷澤
その時に自己嫌悪感ってないの？「勉強しなきゃいけないのにやっちゃった」っていうのは。
塩田
ありますよ。
谷澤
あるよね？ なんでそんなニコニコしながら話すのよ(笑)。だから塾でたくさん勉強できたのは助かったと思うでしょ？
塩田
はい、そうですね。
谷澤
家だとついゲームやっちゃうけど、塾だとゲームもなにもないから勉強するしかなかったでしょ。
塩田
はい。そうです。
谷澤
ゲームを我慢するために図書館や市役所に行く人もいるけど、塩田くんはそうしようと思わなかった？
塩田
家が遠いし、それは考えられませんでした。
谷澤
家が近ければ行った？
塩田
いえ、どうせたぶん寝てると思うので。でも塾だったら先生に起こされるし。
谷澤
塾に入るきっかけは何でしたか？
塩田
親に言われました。英語があまりにも悪かったから、塾に行けって。
谷澤
お父さんもお母さんも英語が心配だったんだね。塩田くん自分でも英語が悪いのが気になってた？
塩田
はい。
谷澤
数学は７０点とか８０点とってたそうだけど、英語よりも数学のほうが良かった理由は何ですか？
塩田
先生が良かったです。説明が上手で分かりやすかったです。
谷澤
それは良かったですね。２年生の時も同じ先生だった？
塩田
はい、３年生でも同じ先生でした。
谷澤
だったら、もっと取らないと(笑)。授業以外でも、自力でしっかり勉強した？
塩田
そこまではやっていないです。
谷澤
でも、この塾に入ってから成績を伸ばして、結局定期テストでは、英語以外の４教科と５教科合計点で、自己最高点を取りました。
塩田
はい、なんとか。
谷澤
でもやっぱり英語だけはダメでしたね(笑)。中１の最初の６９点が３年間の最高点でした。
塩田
はい。
谷澤
ぼくは生徒が「新発田高校を受ける」と言ったら、どんな成績でも全力で応援しますが、塩田くんは今まで新発田高校に合格した人たちの中で、定期テストのワースト新記録です。
塩田
はあ、そうですか。
谷澤
だって、３年間の５教科の平均が３１６点ですよ。ふつう新発田高校は入れないです。ほめていいのかわかんないけど、見事な逆転合格です。しかし次の大学受験は、同じようにはいかないと思うので、油断しないでくださいね。
塩田
はい。
５教科の平均点が３０２点、英語は４０点という状況から入塾した塩田くん。けれども授業中の塩田くんの集中の様子から「これは行けるかも」と期待していました。
塩田くんの事例はかなり特別な部類に入りますが、谷沢塾はこれまでに担任の先生から「新発田高校はむずかしい」と言われたお子さんを何人も逆転合格に導いてきました。
「あと１歩足りない」とか「新発田南ならいけるけど新発田高校はむずかしい」というくらいなら、かなりの高い確率で逆転合格させてあげられます。
今現在志望校合格に届かない成績で悩んでいるお子さんはぜひ一度谷沢塾にご相談ください。